印ドクター・レディーズ、来年87カ国で肥満症後発薬発売へ＝ＣＥＯ

Rishika Sadam

[２３日 ロイター] - インドのジェネリック医薬品（後発薬）メーカー、ドクター・レディーズ・ラボラトリーズ のエレズ・イスラエリ最高経営責任者（ＣＥＯ）は２３日、デンマーク製薬大手ノボノルディスクの肥満症治療薬「ウゴービ」の安価な後発薬を来年に８７カ国で発売する計画を明らかにした。

イスラエリ氏によると、ウゴービとノボノルディスクの糖尿病治療薬「オゼンピック」の有効成分「セマグルチド」の特許が切れた後、その後発薬を手始めにカナダ、インド、ブラジル、トルコ、その他の新興国で発売する。その後欧米に、他の西側市場には２０２９─３３年にそれぞれ導入する計画で、各国の規制当局には申請を提出済みだという。

セマグルチドは来年、複数の国で特許切れとなり、インドでは３月に特許が切れる。

同氏は、肥満症後発薬は同社に「数億ドル」規模の売り上げをもたらすと見込んでいる。