- 2025/08/06 掲載
HSBC、S&P年末目標を6400へ引き上げ AI期待と関税不確実性低下で
他に米金融大手ゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチなども7月に株価の年末目標を引き上げている。
HSBCのストラテジストらは顧客向けのメモで「AI取引がハイテク・AI銘柄(S&P500種の約半分を占める)を上昇させる一方、政策の不確実性の低下(すなわち関税)が市場の『残り』を押し上げている」と言及した。
今回の目標の引き上げは4日終値の6329.94から1.1%の上昇にとどまる。
HSBCは、今年後半には米国の経済成長が鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)が利下げできるようになると予想。トランプ関税の影響は緩やかで、一時的な影響にとどまるとの見方を示した。
一方、HSBCは強気のシナリオではS&P500種が25年末に7000を付けると予想し、「ハイテク分野にはまだ利幅が拡大する余地があると確信する。ハイテク分野のバリュエーションが伸び切っているとはみていない」とコメントした。
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