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- 2026/10/26 18:23 掲載
三菱電機、AIエージェント基盤でISO/IEC 42001認証 AIガバナンスを国際規格で確立
AIエージェント基盤は、AIエージェントを安全かつ効率的に活用するために同社が開発した共通基盤で、同社AIシステムの中核基盤と位置づけられている。AIエージェントとは、自律的に判断・実行を行うAIのことだ。
ISO/IEC 42001は、組織がAI固有のリスクを適切に管理し、責任あるAIシステムを開発・提供・使用するためのマネジメント要件を定めた国際規格。同社は今回の認証により、AIエージェント基盤の安全性と信頼性を確保するマネジメントシステムが、国際的な基準に基づき確立・運用されていることが認められたとしている。
同社はこの基盤に対し、AIMSを設計・構築した。AIMSは、企画・開発から運用・改善までのプロセス全体を対象に、リスク評価、人による監督、継続的なモニタリングを実施する統合的な管理システムという。AIエージェントの活用を組織的な管理体制の下で行うことで、AIシステムの品質や信頼性を確保し、AI活用とガバナンスの両立を実現するとしている。
背景には、AI技術の社会実装が急速に進む中で、品質や信頼性の確保が大きな課題になっていることがある。同社によると、AIエージェントは自律的に判断・実行を行うため、モデル性能だけでなく、データの選定、業務プロセスへの適用、人による監督、実行結果の評価・改善までを含む、開発・運用プロセス全体での高度なガバナンスが求められるという。
同社は、社会インフラなど高い信頼性が求められる分野で、高品質・高信頼なAIシステムを提供することを重要な取り組みと位置づけている。今後は、AIMSに基づく高度なAIガバナンスをグループ全体の経営基盤として定着させ、重要インフラで培った知見やノウハウと掛け合わせることで、高品質・高信頼なAIシステムを活用した製品・サービスを提供するとしている。
では、三菱電機が国際規格の認証まで取りにいった「AIエージェント基盤」には、どんな歯止めが組み込まれているのか。背景には、基盤の内部設計の中身と、すでに国内で相次ぐ他社の認証例との違いがある。
・AIの暴走を検知・停止、基盤の入り口に置かれた「関所」
・利用者の権限を呼び出しのたびに検証する設計
・ソフトバンクやNTTデータと違う、認証の対象
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