- 2025/08/22 掲載
スターバックス中国事業、株式売却先候補に2週間以内の提案要請=関係筋
[香港 22日 ロイター] - 関係筋によると、米コーヒーチェーン大手のスターバックスは、中国事業の株式の売却先候補を絞り込み、2週間以内に拘束力のない提案書を提出するよう求めた。
同社は売却先の候補であるプライベートエクイティ(PE)ファンドのカーライル、EQT、ヒルハウス・インベストメント、プリマベーラ・キャピタルを経営陣による説明会に招待した。中国事業の財務・運営に関する詳細を説明するという。
ベインキャピタル、KKR、テンセントも中国事業の株式取得を提案する可能性があるという。
スターバックスは中国市場のシェアが過去5年間で半分以下に落ち込んでおり、新たなパートナーを迎えることで、中国事業の立て直しを図る狙いがある。
関係筋によると、スターバックスは7月に中国事業に関心を持つ企業最大10社を選定し、財務・運営情報へのアクセスを許可するため、秘密保持契約を締結した。
株式売却の構造や売却規模はまだ最終決定していない。
関係筋が以前ロイターに語ったところによると、同社は昨年下半期から、さまざまな潜在的な売却先候補と非公式協議を行っており、年内の合意成立を目指している。
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