• 2025/08/26 掲載

米テスラ、自動運転死傷事故で6000万ドルの和解案却下

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Mike Scarcella

[25日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラが、2019年の死傷事故を巡る米南部フロリダ州の連邦地裁の陪審での損害賠償訴訟で、評決前に6000万ドルの和解案を却下していたことが分かった。原告側弁護士が25日、提出書類の中で明らかにした。陪審は今月、同社に対し2億4300万ドルの損害賠償を命じた。

テスラ側と原告側のいずれからも現時点でコメントは得られていない。

19年4月、運転支援システムを搭載した同社の「モデルS」は駐車中の車に衝突し、路肩にいた男女2人を死傷させた。陪審は1億2900万ドルの補償的損害賠償と、2億ドルの懲罰的損害賠償の支払いを命令。テスラにはこのうち補償的損害賠償の33%に当たる4260万ドルと、懲罰的損害賠償の全額を払うよう命じた。残りの67%については運転手の責任としたが、今回の訴訟では対象になっていない。

テスラはこれまでに不法行為を否定しており、評決が「自動運転の安全性を後退させ、テスラや業界全体による命を守るための技術の開発や実装を遅れさせるだけだ」と非難。上訴する意向を表明している。

原告側弁護士によると今回の陪審は、自動運転による第三者の過失致死として初の事例だという。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます