• 2025/08/28 掲載

独ポルシェが後任CEO探し開始、VWトップ兼任体制終了か=関係筋

ロイター

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Christina Amann Rachel More

[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツ高級スポーツ車メーカーのポルシェは、オリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)の後継者探しを開始した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

ブルーメ氏は同国自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のCEOを兼務しており、2022年9月にポルシェがVWの別会社として上場して以来、株主の間で問題にされてきた。株主らは企業統治を巡る懸念から同氏にいずれかの役職からの退任を繰り返し求めている。

ブルーメ氏は、兼務は恒久的ではないと繰り返し表明してきた。今月には分離の時期は未定で「今年どうなるか様子を見る」と述べている。

最初に報じた独経済誌ビルトシャフツウォッヘは、会社と金融関係者の話として、ブルーメ氏の後任に関する協議が進められ、社内外の候補者が検討対象となっており、指名は秋に見込まれると伝えた。

メッツラー・エクイティーズのアナリスト、パル・スカータ氏は「こうした動きは企業統治上の懸念を和らげるだろう」とし、両社の規模と業界が直面する構造的課題を考慮すると、資源と時間の配分に疑問が生じている点を指摘した。

ポルシェ・オートモービル・ホールディングSEの5月の年次総会で、ポルシェ家とピエヒ家はブルーメ氏への支持継続を表明した。

独経済紙ハンデルスブラットは、複数の後任候補を挙げている。その1人はポルシェの研究開発担当取締役のミヒャエル・シュタイナー氏で、既にブルーム氏の代理を務めている。

このほかVWグループの戦略責任者、シュテファン・ベックバッハ氏、VW傘下ベントレーCEOのフランク・シュテファン・バリザー氏、VW傘下シュコダCEOのクラウス・ツェルマー氏も候補として浮上している。

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