• 2025/09/26 掲載

FRB、来年早期までにバーゼル資本規制改定案公表へ=副議長

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Pete Schroeder

[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン副議長(金融監督担当)は25日、銀行のリスク評価方法の見直しを目的とした「バーゼル3最終段階」の資本規制に関し、2025年末から26年早期までに銀行業界により配慮した改訂版を発表する準備が整っていると語った。ボウマン氏はジョージタウン大が主催した会議で、連邦預金保険公社(FDIC)および通貨監督庁(OCC)とともに積極的に取り組んでいるとして、「何が機能し、何が改善できるかを私たちはよく理解している」と主張した。

バイデン前政権では、FRBと他の金融規制当局は大手銀行の自己資本を大幅に引き上げる改定を試みた。しかし、銀行業界が不当だと強く反対したことを受けて断念した。

トランプ大統領が副議長に指名したボウマン氏を含めた現在の金融規制当局は銀行業界の懸念により対応した規則の策定を目指しており、銀行の資本への影響ははるかに軽減される見通しだ。

ボウマン氏は、2008年の金融危機後に大手銀行に課せられたいくつかの資本要件の「適正化」を検討する必要があり、枠組みを再検討すべきだと訴えた。

ボウマン氏は見直しについて規制緩和ではなく、規制の効果と効率性を最大限確保するための再検討と位置付けているとして「私は規制が相互に機能し、透明性を保ち、銀行と監督当局の双方に説明責任を果たさせる取り組みが緩和策になるとは考えていない」と言及。その上で「私たちの取り組みが要件の軽減や、資本規制の低下につながるとは必ずしも予想していない。しかし、全ての要件が相互に機能することを確実にしたい」と強調した。

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