- 2025/10/06 掲載
コメ価格、先高観続く=9月指数、前月比は低下―米穀機構
全国農業協同組合連合会(JA全農)などでつくる米穀安定供給確保支援機構は6日、向こう3カ月の主食用米の価格見通しを示す9月の指数が57になったと発表した。現在と「同程度」を意味する50を2カ月連続で上回り、2025年産米の高値取引などを背景に先高観が続いている。
ただ、8月の69に比べると指数は低下した。農林水産省が25年産米の生産を「おおむね良好」と発表し、来年6月末時点の民間在庫も大幅に積み増されるとの見通しを示したことが、需給見通しの緩和につながったとみられる。
調査はコメの生産者や集荷業者、卸・小売業者らを対象に行い、128事業者から有効回答を得た。指数は50を境に100に近づくほど「将来価格が高くなる」見方が強いことを示す。
【時事通信社】 〔写真説明〕黄金色に染まった稲穂(資料写真)
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