- 2025/10/14 掲載
IMF、中南米の25年成長予測を上方修正 26年は下方修正
[14日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は14日公表した世界経済見通しで、2025年の中南米・カリブ海諸国の経済成長率予測を2.4%に上方修正した。
米国の関税率が予想を下回ったことや、メキシコの経済成長予測を上方修正したことが背景。7月時点の予測は2.2%だった。
26年の予測は0.1%ポイント引き下げ、2.3%とした。
メキシコの25年の経済成長予測は0.2%から1.0%に上方修正した。
ブラジルについては、25年の予測を2.3%から2.4%に引き上げたが、26年の予測は2.1%から1.9%に下方修正した。
IMFは、債務の対GDP(国内総生産)比率が大幅に上昇する諸国にブラジルが含まれると指摘した。
アルゼンチンの25年の成長率予測は1.0%ポイント下方修正し4.5%とした。26年の予測も4.5%から4.0%に引き下げた。
中南米・カリブ海諸国のインフレ率の予測は、25年が7.6%、26年が5.0%。24年の16.6%を大幅に下回る見通しだ。
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