- 2025/10/15 掲載
米中小企業景況感、9月は悪化 インフレ加速の懸念再び
また、多くの事業者が値上げを実施したか、実施する予定だとし、インフレがさらに加速することが示唆された。
米政府機関閉鎖を受け、不確実性指数は8月から7ポイント上昇して100となり、過去51年間で4番目に高い水準となった。
今後6カ月の景況感改善を予想する経営者の割合は23%で、前月から11ポイント低下した。投入コストの上昇を理由に、インフレが経営上の最も重要な問題であるとの回答は14%で3ポイント上昇した。
また、平均販売価格を引き上げたとの回答は3ポイント増の24%。今後3カ月に値上げを予定しているとの回答は約31%で、8月より5ポイント上昇した。
NFIBのチーフエコノミスト、ビル・ダンケルバーグ氏は「不確実性は非常に高く、政権の多くの政策変更はなお宙に浮いたままだ」と指摘。経済成長は堅調だが、主流企業に影響を与える支出よりも、おそらく人工知能(AI)関連の投資にけん引されているとの見方を示した。
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