- 2025/10/17 掲載
英中銀ピル氏、利下げは緩やかなペースで 物価圧力を警戒
8月の政策会合で利下げに反対票を投じたピル氏は講演で、基調的な物価上昇が強すぎる兆候が依然あり、高いインフレ期待が定着するリスクがあると指摘。「これは、2%目標に向けてディスインフレが確実に続くよう、より慎重なペースで緩和を進めるべきという私の考えを支持する」と述べた。
経済とインフレの見通しが期待通りに進展すれば、今後1年間にさらなる利下げを予想するとしたが、「利下げが行き過ぎたりペースが速すぎたりするリスクに注意することが引き続き重要だ」と指摘した。
「政策金利の据え置きは、政策正常化の『停止』ではなく『スキップ』だと引き続き考えている。しかしインフレ圧力の根強さを認識する必要性がより強くなっている」と語った。
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