- 2025/10/23 掲載
サブプライム融資プライマレンド、米破産法の適用申請
[22日 ロイター] - サブプライム(信用力の低い個人)向けローンを手がけるプライマレンド・キャピタル・パートナーズが22日、破産保護を申請した。米国の低所得層が苦境に立たされている新たな兆候が示された。
同社がテキサス州の裁判所に提出した書類によると、資産・負債ともに5億ドル未満だった。
同社は消費者金融業者や専門金融業者に対し、資産担保型信用枠を通じて融資を行っている。低所得層向けに自動車の販売と融資を一括して行う「バイ・ヒア・ペイ・ヒア」自動車ローン市場にもサービスを提供している。
マーク・ジェンセン最高経営責任者(CEO)は「事業の価値を最大化し、バランスシートを強化するために売却プロセスを進めている」と説明した。
同社は通常通り営業しているとし、廃業するわけではないことを改めて強調した。
先月には、主に南西部のヒスパニック系低所得者層向けに自動車販売と自動車ローンを提供していたトライカラーも破産保護を申請した。
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