- 2025/11/17 掲載
長期金利、17年半ぶり高水準=一時1.730%、財政悪化懸念で
17日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが、一時1.730%に上昇(債券価格は下落)した。2008年6月以来、約17年半ぶりの高水準となる。高市政権による経済対策が財政悪化を招くとの警戒感が強まり、債券を売る動きが加速した。
政府は16日、経済対策の裏付けとなる25年度補正予算案の歳出規模について、前年度(13.9兆円)を上回る14兆円超とする方針を固めた。市場関係者は「財政悪化懸念が日増しに強まっており、長期金利は年内に1.8%を付ける可能性がある」(資産運用会社)との見方を示している。
【時事通信社】
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