• 2025/11/19 掲載

豪賃金、第3四半期も安定的に上昇 公共部門がけん引

ロイター

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Stella Qiu

[シドニー 19日 ロイター] - オーストラリア統計局が19日発表した第3・四半期の賃金価格指数(WPI)は前四半期と同じペースで着実な伸びを示した。公共部門がけん引した。一連の強いデータと共に、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利を据え置く正当性を裏付ける内容となった。

WPIは前期比0.8%上昇。第2・四半期の上昇率と同じで、市場予想とも一致した。

前年比では3.4%上昇と、こちらも第2・四半期から変わらずだった。公共部門の伸びが3.8%に加速し、昨年第2・四半期以来の高水準を記録した。一方、民間部門の伸びは3.2%に鈍化し、約3年ぶりの低水準となった。

オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアのリードエコノミスト、ベン・ウディ氏は「第3・四半期の労働市場が引き続きタイトであったため、賃金の伸びが堅調であることに驚きはない。高インフレ、抑制的な生産性の伸び、タイトな労働市場により、中銀は今後数カ月は様子見を続けるだろう」と述べた。

統計局の当局者は「この四半期は州政府の賃上げが公共部門の賃金上昇の82%を占めた」と述べた。

公共部門の賃金は前期比および前年比ともに、3四半期連続で民間部門を上回るペースで伸びた。

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