• 2025/11/27 掲載

AI音楽スタートアップ Suno、シリーズCで2.5億ドルを調達、時価総額約24.5億ドルに到達

Universal Music や Sony Musicとの著作権侵害による訴訟は継続中

ビジネス+IT

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AIによる楽曲生成サービスを提供する米スタートアップ Suno が、シリーズCで2.5億ドルを調達し、企業評価額(ポストマネー)は約24.5億ドルに到達した。同社の年間収益(ARR)は約2億ドルに達しており、業界の成長と将来性に投資家らが高い期待を示している。
Suno は、テキストプロンプトから歌詞・ボーカル・インストを含む楽曲をAIで生成するプラットフォームを提供している。2025年11月、同社はシリーズCラウンドで2.5億ドルを調達し、ポストマネーでの企業評価額を約24.5億ドルとした。 Suno の年間収益は約2億ドルに達しているとの見方もあり、「音楽生成AI」の市場が急速に発展していることを示している。

Suno に対しては大手レコード会社(Universal Music Group や Sony Music Entertainment、Warner Music Group など)からの著作権侵害による訴訟が継続中であり、過去には「既存の録音を無許可でAIの学習に使った」という主張があった。

それにもかかわらず多くの投資家が今回の大型調達に応じた背景には、AIによる音楽制作の需要拡大と、これまで楽曲制作に必要だった技術・コスト・時間を大幅に削減できる可能性への期待がある。Suno は「プロフェッショナルから初心者まで幅広い層が音楽制作できる環境」を掲げており、投資家を含めた業界関係者がその将来性を高く評価している。

一方で、著作権問題および訴訟リスクは依然として未解決であり、今後の判決やライセンス契約の行方によっては事業継続や収益モデルの見直しが余儀なくされる可能性がある。現時点では、Suno の財務実績と会社評価は投資家によるベットの側面が強い。

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