- 2026/01/06 掲載
米ISM製造業景気指数、12月も50割れ 1年2カ月ぶり低水準
[5日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が5日発表した昨年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は47.9となり、2024年10月以来の低水準だった。前月(48.2)から横ばい予想に反して低下し、10カ月連続で製造業の拡大・縮小の節目を示す50を下回った。
トランプ関税の影響が続く中、米製造業は新規受注の減少と投入コスト上昇に直面している。エール大学予算研究所の試算によると、平均関税率は17%近くまで上昇した。
ただISMは、PMIはなお42.3を上回っており、長期的には経済全体の拡大と一致する水準だと指摘した。
12月の低下は、前月に改善していた生産指数と在庫指数が共に後退したことを反映しており、ISM製造業景況指数委員会のスーザン・スペンス委員長は「製造業を取り巻く経済的不確実性」が示されたと指摘。ウェルズ・ファーゴのエコノミスト、シャノン・グライン氏は、企業向け税制がやや有利になったことなどは製造業活動にプラスになるとしながらも、「企業の設備投資の回復には依然として慎重な見方を崩していない」と述べた。
先行きを示す新規受注指数は、12月は47.7と、前月の47.4からやや低下し、4カ月連続で需要が減少した。同指数は過去11カ月のうち10カ月で節目の50を下回っており、関税による一部商品の値上がりが需要を抑制している。
工場投入コストは依然として高水準。支払価格指数は58.5で横ばいだった。
需要が低迷する中、雇用指数は11カ月連続で50を割り込んだ。
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