• 2026/01/06 掲載

米自動車販売、25年は環境激変でも2%増か 26年は強弱交錯

ロイター

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Nora Eckert

[デトロイト 5日 ロイター] - 2025年の米国の新車販売台数は1600万台前後と、トランプ関税や電気自動車(EV)助成廃止などに見舞われたにもかかわらず約2%の増加をアナリストは予想している。ガソリンエンジンのトラック、スポーツ多目的車(SUV)、ハイブリッド車が需要を牽引した。

複数の自動車メーカーが5日、25年販売実績を発表した。

トヨタ自動車は手頃な価格の車の人気に支えられ、25年の米国自動車販売台数が8%増加した。韓国の現代自動車<011760.KS>もハイブリッド車の需要急増に支えられ、8%増加した。

米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は、大型ピックアップトラックやSUV、EVの販売に後押しされ、通年で5.5%増となった。ステランティス<STLAM.MI>は、アントニオ・フィローサ新最高経営責任者(CEO)の下、昨年後半に勢いをつけたものの、米国での販売台数は前年比で3%減少した。他社の販売台数は今後発表される予定。

調査会社JDパワーによると、関税の影響は、一部メーカーが米国外で生産した車の価格を引き上げたものの、さほど大きくなかった。昨年12月の平均新車小売価格は4万7104ドルで、24年12月との比較で715ドル(1.5%)の上昇にとどまると予想されている。

JDパワーのOEMソリューション部門プレジデントのトーマス・キング氏は、「25年はジェットコースターのような1年だったと言っても過言ではない」と指摘した。

昨年はEV購入時の最大7500ドルの税額控除廃止、燃費・排ガス規制の緩和を受け、EV市場は混乱した。JDパワーによると、12月の販売台数に占めるEVの割合は前年の11.2%から6.6%に減少する見通し。

26年の自動車市場の見通しはアナリストの間で意見が分かれている。コックス・オートモーティブは、経済成長の鈍化とEV助成廃止の影響で、販売は2.4%減少すると予想。エドモンズも、関税の影響などを勘案し横ばいか微減と予想した。

一方で、金利の低下が需要を押し上げるとの見方もある。リース契約の満期が多く到来することも支援するとの声もある。

JDパワーのOEMソリューション部門プレジデントのトーマス・キング氏は、指摘されているプラス要因が今後、よりバランスの取れた、潜在的に好調な業績につながるとの見方を示した。

北米現代自動車のランディ・パーカー最高経営責任者(CEO)は、26年は「非常に厳しい」年になるとし、「手頃な価格が鍵になる」と語った。

北米トヨタの幹部は、関税関連コストがかかるため、年内の大幅値上げを見込んでいると述べた。

両社の幹部は5日、EV投資を継続する予定だと述べた。

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