• 2026/01/10 掲載

NY市場サマリー(9日)2年債利回り・ドル上昇、S&P過去最高値

ロイター

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
<為替> ドルが上昇。この日公表された米雇用統計の結果を受け、連邦準備理事会(FRB)が今月27─28日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置く可能性が示唆された。

米労働省が発表した2025年12月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比5万人増と、市場予想の6万人増を下回った。一方、失業率は4.4%に低下。時間当たり賃金は前年比3.8%上昇と、伸びは11月の3.6%から加速した。

主要通貨に対するドル指数は0.25%高の99.13と、2週続伸の見込みとなった。

CMEのフェドウオッチによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場は、FRBが月内の会合で金利を据え置く確率を95%と織り込んでおり、1カ月前の68%から上昇した。

一方、円は対ドルで0.64%安の157.88円。一時、1年ぶり安値となる158.185円を付けた。高市早苗首相(自民党総裁)が、23日召集が予定される通常国会の冒頭で衆院を解散する検討に入ったとの報を受けて下落した。

ドルは対スイスフランで0.2%高の0.801フランと、2週続伸の勢いにある。

ユーロは対ドルで0.2%安の1.1635ドルと、2週続落の見込みとなった。ドイツ連邦統計庁が発表した2025年11月の輸出は予想外に減少した。一方、鉱工業生産は予想に反して増加した。

英ポンドは0.24%安の1.3403ドル。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.05%安の9万0247.14ドルとなった。

NY外為市場:[USD/J]

<債券>

金利動向に敏感な2年国債利回りが上昇した。12月の米雇用統計は、米連邦準備理事会(FRB)が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置くとの見方を支えた。

米労働省が9日発表した2025年12月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比5万人増と、市場予想の6万人増を下回った。一方、失業率は4.4%に低下した。

1月27─28日開催のFOMCでの利下げ確率は4.8%に低下した。雇用統計発表前は11.6%だった。次回利下げは少なくとも4月以降とみられている。

2年債利回りは4.6ベーシスポイント(bp)上昇し3.534%。一時3.543%と、12月23日以来の高水準を付けた。

一方、10年債利回りは1.4bp低下し4.183%。一時は4.211%と9月4日以来の高水準を付けた。

2年債と10年債の利回り格差は約5bp縮小し63bpとなった。

債券市場は前日遅くに一時上昇する場面があった。トランプ米大統領が8日、住宅コストを引き下げるため、2000億ドル相当の住宅ローン担保証券(MBS)を購入するよう指示していると発表したことを受けた。

これにより、30年固定住宅ローン金利は22bp低下し5.99%となった。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 

S&P500種指数が過去最高値を更新して取引を終えた。ブロードコムなど半導体関連株の上昇が寄与した。12月雇用統計は今年の米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測を大きく変えるものとはならなかった。

2025年12月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比5万人増と市場予想の6万人増を下回った。一方、失業率は4.4%に低下。労働市場が急速に悪化している兆しは見られなかった。

半導体株が買われ、フィラデルフィア半導体指数は2.7%高となり、過去最高値を更新した。ラム・リサーチは8.7%高の218.36ドル。みずほが目標株価を200ドルから220ドルに引き上げたことが材料となった。ブロードコムは3.8%、アルファベットは1%、テスラも2.1%高となり、S&P500とナスダックを押し上げた。

電力会社ビストラは10.5%高。メタ・プラットフォームズが同社の原子力発電所から電力を購入する契約を結んだことで急伸した。

インテルも11%急騰。トランプ米大統領がリップ・ブー・タン最高経営責任者(CEO)と「素晴らしい会談」を行ったと発言した。

住宅関連株も上昇。トランプ米大統領が8日、住宅コストを引き下げるため、2000億ドル相当の住宅ローン担保証券(MBS)を購入するよう指示していると発表したことを受けた。ローンデポ、ロケット・カンパニーズ、オープンドア・テクノロジーズが買われた。

一方、ゼネラル・モーターズは2%超下落。8日、電気自動車(EV)投資の一部撤回に伴って60億ドルの損失を計上すると発表した。

S&P総合500種構成銘柄では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.3対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は17億株。直近20営業日の平均は16億4000万株。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> 市場予想を下回った米雇用統計や地政学的リスクの高まりを背景に金が買われ、3営業日ぶりに反発した。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は、前日比40.20ドル(0.90%)高の1オンス=4500.90ドル。週間では3.96%高。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> 供給不安がくすぶる中、続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比1.36ドル(2.35%)高の1バレル=59.12ドルだ った。中心限月の清算値ベースで昨年12月上旬以来約1カ月ぶりの高値を付けた。週間では3.14%高。3月物は1.30ドル高の58.94ドル。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 157.88/157.89

始値 157.56

高値 158.18

安値 157.38

ユーロ/ドル NY終値 1.1637/1.1639

始値 1.1646

高値 1.166

安値 1.1619

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 97*00.50 4.8141%

前営業日終値 96*11.00 4.8580%

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*21.00 4.1673%

前営業日終値 98*17.00 4.1830%

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*13.50 3.7534%

前営業日終値 99*16.00 3.7360%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*22.13 3.5383%

前営業日終値 99*25.13 3.4880%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 49504.07 +237.96 +0.48

前営業日終値 49266.11

ナスダック総合 23671.35 +191.33 +0.82

前営業日終値 23480.02

S&P総合500種 6966.28 +44.82 +0.65

前営業日終値 6921.46

COMEX金 2月限 4500.9 +40.2

前営業日終値 4460.7

COMEX銀 3月限 7934.1 +419.7

前営業日終値 7514.4

北海ブレント 3月限 63.34 +1.35

前営業日終値 61.99

米WTI先物 2月限 59.12 +1.36

前営業日終値 57.76

CRB商品指数 301.4696 ‐0.9096

前営業日終値 302.3792

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像