• 2026/01/16 掲載

ECBは当面金利据え置き、FRB巡る問題がリスク=レーン専務理事

ロイター

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[フランクフルト 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は16日公開されたインタビューで、経済が引き続き順調に推移すればECBは当面、金利変更を議論しない見通しだが、米連邦準備理事会(FRB)による責務逸脱など新たな衝撃があれば、見通しが変わる可能性があると述べた。

イタリア紙スタンパのインタビューで「米国のインフレ率が目標に戻らなかったり、米国の金融環境がタームプレミアムの上昇に波及したりすれば、われわれにとって経済面で難しい状況になる」と指摘。

「ドルの将来的な役割が再評価されれば、ユーロに一種の金融ショックが起こる可能性もある」とし、「FRBが責務から逸脱すれば、問題が生じるシナリオがある」と述べた。

それでも同氏はFRBの政策に自信を示し、ユーロ圏のインフレ率はECBが12月に示した予想通り2%で持続的に安定する可能性が高いと予想。

「そうした状況では当面、金利の議論は行われない」とし、利上げの可能性に関する質問を一蹴。「現在の金利水準が今後数年間のベースラインになる」と述べた。

同時に「どちらかの方向に展開が見られれば対応する」とも語った。

ユーロ圏経済は今年から来年にかけて景気回復が強まる可能性が高いが、潜在成長率自体は低く、加速にはより大規模な構造改革が必要だと指摘した。

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