- 2026/01/21 掲載
日経平均は5日続落、売り一巡後下げ渋り 金融株軟調
[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続落し、前営業日比216円46銭安の5万2774円64銭で取引を終えた。デンマーク自治領グリーンランドを巡る米欧の対立懸念で前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行した。ただ、その後は下げ幅を縮小しもみ合う展開が継続。足元で利益確定が続いていたハイテク株の一角が買い戻され、相場を支えたが、銀行や保険株など金融株は軟調だった。
日経平均は前営業日比763円安で寄り付いた後、796円安の5万2194円81銭で安値を付けた。ただ、その後は下げ渋る展開となり、後場は5万2700円近辺を軸にもみ合う展開となった。指数寄与度の大きい銘柄に買い戻しが入り、相場を支えた。一方、東証33業種では銀行や保険が3%超下落した。与野党が衆院選に向けて食料品の消費減税を打ち出し、財政悪化懸念がくすぶって金利が上昇基調にある中、「悪い金利上昇」との受け止めから、利ざや改善期待より保有する円債の含み損が膨らむリスクが警戒された。
市場では「下がったところでは買いたいという投資家も多く、下値の堅さは確認された」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
一方、フィリップ証券のアナリスト・笹木和弘氏は「米欧の問題など外部環境の不透明感や国内金利の上昇基調を踏まえると、どんどん日本株に資金が入ってくるかは分からない」として、目先の日経平均はやや上値の重い展開が続くとの予想を示した。
TOPIXは0.99%安の3589.70ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.99%安の1849.55ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は6兆6816億6300万円だった。東証33業種では、非鉄金属、石油・石炭製品、電気・ガスなど4業種が値上がり。銀行、保険、サービスなど29業種は値下がりした。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が1.76%安の720.80ポイントと、続落した。
個別では、第一生命ホールディングス、かんぽ生命保険、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループが軟調。
指数寄与度の大きい東京エレクトロン、アドバンテストは上昇。フジクラ、古河電気工業、イビデンは大幅高だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり331銘柄(20%)に対し、値下がりが1214銘柄(75%)、変わらずが56銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 52774.64 -216.46 52228.08 52,194.81
─52,848.78
TOPIX 3589.70 -35.90 3577.95 3,568.90─
3,599.76
プライム市場指数 1849.55 -18.57 1844.38 1,839.24─
1,854.75
スタンダード市場指数 1620.62 -10.18 1615.37 1,609.59─
1,625.66
グロース市場指数 941.28 -15.93 943.33 937.72─94
8.13
グロース250指数 720.80 -12.92 722.36 717.48─72
6.46
東証出来高(万株) 228410 東証売買代金(億 66816.63
円)
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