- 2026/01/28 掲載
午前のドルは152円後半、トランプ氏発言からの下げ一服
[東京 27日 ロイター] - 午前のドルは、朝方の水準からドル高/円安の152円後半で推移している。ドルが全般的に弱地合いとなる中、トランプ米大統領の発言を「通貨安容認」と受け止める向きもあり下げが加速したが、急落からの反動もあって正午にかけては買い戻しもみられている。
ドルは前日、米国市場終盤の取引で152.10円まで下落し、3カ月ぶり安値を更新。ドル指数は2022年2月以来の低水準となった一方、ユーロは2021年6月以来初めて1.20ドルの節目を上抜けた。ドル急落の反動もあってきょうの東京時間では全般的にドルを買い戻す動きもみられ、円に対しても一時153円台まで上昇する場面もあった。
「脱ドル化」が市場のテーマとなる中、ドルの下落を意に介しないトランプ大統領の発言は「大きなうねり」(国内金融機関の為替ディーラー)と市場が捉えた可能性があるとの声が聞かれた。現在は「落ち着きどころを探る」(同)タイミングで、急落からの反動で買い戻しも入っているという。
貿易赤字の縮小に向け、ドル高の調整が必要との米政権の姿勢を表しているのかが一つの焦点。次期連邦準備理事会(FRB)議長の人事も絡んで、雇用の弱さを根拠に米国が「利下げを志向するのかどうか」(国内金融機関の為替ディーラー)も注目点になってくるとみられる。
みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは、現時点でも地区連銀総裁の反対が多い利下げをFRBが積極的に進められると思えないとし、「米金利自体さほど下がらず、見直しが入ってくる」と指摘している。
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