- 2026/01/31 掲載
米金利は「中立」水準、追加利下げ不要=セントルイス連銀総裁
[ワシントン 30日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は30日、連邦準備理事会(FRB)の現在の政策金利は景気を冷ましもせず加熱もさせない「中立金利」の水準にあるとし、労働市場が悪化し始めるか、インフレ率が低下しない限り、これ以上の利下げを行う必要はないとの見解を示した。
ムサレム氏はアーカンソー大学での講演で、米経済が潜在成長率を上回るペースで拡大を続けると予想される中、信用を巡る環境や財政政策が経済の追い風になっている状況下で、追加利下げは必要ないと指摘。「経済成長を後押しする追い風が存在している」とし、「インフレ率が目標水準を上回り、先行きリスクが均衡していることを踏まえると、政策金利を緩和的な領域に引き下げるのは賢明ではない」と述べた。
物価情勢については、インフレ率はFRBが目標とする2%に向けて低下していくと予想しているとしながらも、根強く高止まりするリスクも残っていると指摘。労働市場については、大幅に悪化するリスクは以前より小さくなっているとの見方を示した。
ムサレム総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っていない。
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