- 2026/01/31 掲載
金融危機に対処、有能な専門家=次期FRB議長指名のウォーシュ氏
【ワシントン時事】2008年のリーマン・ショック後に深刻化した金融・経済危機への対処で、連邦準備制度理事会(FRB)理事として中心的な役割を担った金融専門家。第1次トランプ政権でもFRB議長候補に取り沙汰され、有能さは「折り紙付き」と言える。
1970年、東部ニューヨーク州生まれ。ハーバード大法科大学院卒。米金融大手モルガン・スタンレーを経て、ブッシュ(子)政権でホワイトハウスの国家経済会議(NEC)事務局長などを務めた。
2006年、史上最年少の35歳でFRB理事に指名された。民間金融や資本市場に精通し、リーマン・ショックではFRBと金融機関の調整役のほか、20カ国・地域(G20)会合でのFRB代表も担った。バーナンキ議長(当時)の信任も厚かったが、FRBが危機対応で導入した量的金融緩和には懐疑的だった。
金融政策では、物価安定を重視する「タカ派」と目されていた。しかし、昨年7月の米テレビインタビューでは、利下げに慎重なFRBを批判して「体制転換」を求め、トランプ政権寄りの主張を展開した。
妻のジェーン・ローダーさんは米化粧品大手エスティ・ローダーの創業者一族で、米誌フォーブスによると、保有資産は推定27億ドル(約4200億円)に上る。ジェーンさんの父のロナルド・ローダーさんは富豪として知られ、トランプ大統領の有力支持者。
【時事通信社】
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