- 2026/01/31 掲載
グーグル、Chromeに最新AI「Gemini 3」を統合、サイドパネルからNano Bananaも利用可能に
AIアシスタントを常時表示・利用できるサイドパネル追加、Nano Bananaもサイドパネル内で直接利用可能
Chromeの新機能の中心となるのは、AIアシスタントを常時表示・利用できるサイドパネルUIだ。従来のポップアップスタイルから変更され、画面右側に固定されたパネルとして表示されることで、閲覧中のタブを切り替えることなく、AIに質問したり作業を依頼したりすることが可能になる。サイドパネルでは複数タスクの同時処理や、別のページの情報を横断的に参照する支援が行えるとしている。
AIによる作業支援機能としては、ユーザーの指示に応じてWeb上での複数手順の操作を代行する「Auto Browse」も導入される。Auto Browseは旅行の計画、フォーム入力、スケジュール調整などの多段階作業をAIが補助し、ユーザーの操作を最小限にすることを目指すものだ。Chromeのパスワードマネージャーと連携し、ログインが必要なサイトでも処理できるという。
また、画像生成・編集AIであるNano Banana(ナノバナナ)もサイドパネル内で直接利用可能になる。ユーザーはブラウザに表示された画像に対して自然言語で指示を入力するだけで、ダウンロードや別アプリの起動を必要とせずに画像の修正や生成を行える。これまで別サービスとして提供されていたNano Bananaの機能がChromeにシームレスに統合される形となる。
Gemini 3統合の機能は米国のWindows、macOS、Chromebook Plus向けChromeで提供されており、現在は主にGoogle AI ProおよびUltraサブスクライバー向けのプレビューとして展開されている。Googleは今後、「Personal Intelligence」と呼ばれる文脈理解や個人データに基づいたより高度なサポート機能もChromeに導入する計画を明らかにしている。
このアップデートは、AIを中核に据えたウェブ体験の強化を目指すGoogleの戦略の一環であり、ブラウザの役割を単なる閲覧ツールから、ユーザーの作業支援プラットフォームへと進化させる試みと位置づけられている。
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