- 2026/02/19 掲載
MS、米市民監視で自社技術利用を否定 業務支援ツールは提供
[ワシントン 18日 ロイター] - 米マイクロソフト(MS)は18日、米移民・税関捜査局(ICE)の民間人監視に自社の技術が利用されていないとの見解を示した。ただICEにはクラウドベースの生産性向上ツールと共同作業ツールを提供していると説明した。
英紙ガーディアンの報道を受けて表明した。ガーディアンは、ICEが昨年、不法移民摘発を強化する中で、マイクロソフトのクラウド技術への依存を高めたと、漏えいされた文書を引用して報じた。
ガーディアンによれば、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Azure(アジュール)」にICEが保存したデータ量は1月までの6カ月間で3倍以上に増加。この期間はICEの予算が増加し、人員が急増した時期に当たる。ICEは保存データの検索・分析に、マイクロソフトの生産性向上ツールや人工知能(AI)駆動型製品を利用しているようだと報じた。
マイクロソフトの広報担当者は「かねて説明している通り、当社は主要パートナーを通じて、(ICEを所管する)国土安全保障省およびICEにクラウドベースの生産性向上・共同作業ツールを提供している」と述べた。
「マイクロソフトのポリシーと利用規約は、当社の技術を民間人の大規模監視に使用することを認めていない。ICEがそのような活動に関与しているとは考えていない」とした。
同社は、法執行機関による新興技術の許容範囲について、米議会・行政機関・司法機関が「明確な法的境界線」を定めるべきだと指摘した。
ICEは、進行中の刑事捜査で使用している調査手法、ツール、技術に関する詳細にはコメントしないとした上で、犯罪者の逮捕を支援するさまざまな技術を利用していると述べた。
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