• 2026/03/02 掲載

英中銀、インフレ率の一時的鈍化への誤った安心感は禁物=チーフエコノミスト

ロイター

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[ロンドン 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は2月27日のウェビナーで、英国の消費者物価指数(CPI)が一時的な要因で鈍化したことに中銀が誤った安心感を持つべきではないと警鐘を鳴らした。

1月のCPIの前年同月比上昇率は3.0%に鈍化した。中銀は4月には目標の2%に近づくと予想しており、規制対象のエネルギー価格が引き下げられるのが要因だ。ピル氏は「(ディスインフレの)プロセスがまだ完了していない点を認識することが重要だ。財政措置や他の要因に一部起因する総合インフレ率の動きに、誤った安心感を抱くべきではない」とした上で、「基調的なインフレ率は引き続き目標を上回っている可能性が高い」との見方を示した。

ピル氏は今月、英国の基調インフレ率は年率2.5%程度で定着するリスクがあると指摘。中銀目標までいったん縮小しても、企業の価格・賃金設定計画に関する調査では、これらが再び上昇する可能性が示唆されていると指摘していた。

ピル氏は中銀の過去3回の利下げ決定に反対票を投じていた。今月の金融政策委員会(MPC)の議事要旨によると、ピル氏は利下げペースが速すぎるとしてインフレ圧力は「依然として抑制され、解消される必要がある」との意見を表明していた。

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