- 2026/03/06 掲載
国連の世界食料価格、2月は上昇に転じる 穀物や植物油が上昇
FAO食価格指数は平均125.3ポイント。1月改定値の124.2ポイントから上昇した。前年比では1%低下。ロシアによるウクライナ全面侵攻後の2022年3月のピークから約22%低い水準にある。
穀物は前月比1.1%上昇。小麦は1.8%上昇。欧州・米国の天候リスク、ロシアや黒海地域での物流混乱が続いていることが背景。コメも0.4%上昇した。
植物油は3.3%上昇し、22年6月以来の高水準。パーム油は世界的な需要堅調や東南アジアの生産量減少、大豆油は米国におけるバイオ燃料への政策支援期待で上昇した。
肉類は0.8%上昇。羊肉の記録的高値、米中の牛肉需要の増加が押し上げた。
乳製品は1.2%下落。主因は欧州連合(EU)のチーズ価格下落。ただ脱脂粉乳・全粉乳・バターは上昇した。
砂糖は4.1%下落し、20年10月以来の安値。米国での記録的な生産などで世界的に供給過剰が予想されている。
FAOは別の報告書で、25年の世界穀物生産予測を小幅上方修正し、過去最高の30億2900万トンとした。トウモロコシとコメの予測値を微調整したことが主因。
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