• 2026/04/07 掲載

午前の日経平均は小反落、一時200円超安 米原油高などが上値抑制

ロイター

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Hiroko Hamada

[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日90円27銭安の5万3323円41銭と小幅に反落した。米国とイランの停戦期待を背景に朝方は底堅い展開だったが、次第に上げ幅を縮小し、マイナスに転じた。米原油先物の上昇や米株先物安が上値を抑え、200円超下げる場面もあった。

日経平均は小幅に上昇した米株の流れを引き継ぎ、前営業日比157円高でスタート。一時502円高の5万3916円35銭まで値上がりした。指数寄与度の大きい半導体株や主力株がしっかりで相場を支えた。ただ、その後は上げ幅を縮小し、マイナスに転換。前場終盤にかけては5万3200円を軸にもみ合った。

市場では「中東情勢の早期終結に向た期待で日本株は高く始まったものの、ホルムズ海峡の再開に向けた交渉期限があすに迫る中で、様子見ムードも強い」(国内証券・ストラテジスト)との指摘があった。

T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏は「米原油価格(WTI原油先物)は下がらず、むしろ上昇しており、株価の上値を抑えているようだ」と話す。目先は企業決算に関心が向かいやすいものの、日本経済にとっては原油価格や原油供給動向が重要だとし、「引き続き中東情勢も見極める必要があり、原油の価格変動が業績見通しにどの程度影響を与えるか注目される」と語る。

TOPIXは0.02%安の3643.90ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆8120億1900万円だった。東証33業種では、石油・石炭製品、精密機器、不動産など18業種が値上がり。非鉄金属、情報・通信、空運など14業種が値下がり、鉄鋼は変わらずだった。

個別では、ディスコやフジクラ、古河電気工業が軟調。指数寄与度の大きいソフトバンクグループも値下がりした。半導体株では、アドバンテスト、東京エレクトロン、TDKが上昇。自己株処分が嫌気され、ユニオンツールは大幅安となった。

プライム市場の騰落数は、値上がり825銘柄(52%)に対し、値下がりが677銘柄(42%)、変わらずが74銘柄(4%)だった。

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