• 2026/04/09 掲載

米利下げ観測が再燃、原油価格下落受け 不確実性の見極めは続く

ロイター

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Ann Saphir

[8日 ロイター] - 8日の金融市場では、米連邦準備理事会(FRB)が今年中に利下げを実施する可能性があるとの見方が再浮上した。米・イランの2週間の停戦合意を受けて原油価格が急落したことを受けた。ただ、和平の見通しに対する不確実性や、原油価格が依然として戦争前の水準を約30%上回っていることから、金融緩和観測の確定にはまだ程遠い。

フェデラルファンド(FF)金利先物市場は現在、年末までにFRBが利下げを行う確率を25%と織り込んでいる。停戦直後は約65%だった。ただ、停戦前にはFRBの利上げの可能性をある程度織り込んでいたため、状況は大きく変化している。

エバーコアISIのクリシュナ・グハ氏は「FRBが年内利上げに踏み切る可能性がはるかに低い状況なので、市場は米国での利下げが1回程度にとどまることを織り込むべきだと考えている」と述べた。

世界の他の地域では、停戦発表後の各国中央銀行に対する期待の変化はより顕著となった。欧州中央銀行(ECB)とイングランド銀行(英中央銀行、BOE)による複数回の利上げ観測は縮小した。

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