- 2020/08/17 掲載
原油先物は上昇、中国の米国産原油購入拡大への期待で
0023GMT(日本時間午前9時23分)時点の北海ブレント先物
ロイターは14日、米中による第1段階通商合意の検証を控え、中国が米国産原油の購入を増やしていると伝えた。中国の国営石油各社は8─9月にかけて、最低2000万バレルの原油輸送に必要なタンカーを押さえたという。[nL4N2FG481]
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は過去4カ月間で原油需要が日量800万バレル増え、8800万バレルになったと推計。前年同期をなお、1300万バレル下回っている。
投資家は今後の供給量を見極める上で、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成するる「OPECプラス」が今週開催する、合同閣僚監視委員会(JMMC)のオンライン会合に注目している。会合は従来の予定から1日後ずれし、19日に開かれる。[nL4N2FG3ZZ]
OPECプラスは5月以降、日量970万バレルの減産を実施してきたが、8月から減産幅を日量770万バレルに緩めることで合意している。
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