- 2020/08/21 掲載
ナスダック最高値更新、ハイテク株堅調 指標さえず
経済指標では、週間の新規失業保険申請件数が110万6000件と、前週の97万1000件から増加し、再び100万件を超えた。増加は3週ぶりで、労働市場の回復の鈍さが浮き彫りになった。また8月のフィラデルフィア連銀業況指数も17.2と、7月の24.1から予想以上に低下した。
レイノルズ・ストラテジーズのチーフ市場ストラテジスト、ブライアン・レイノルズ氏は「投資家は足元の落ち込みよりも、連邦準備理事会(FRB)が後押しする景気回復を見据えている。それが正しいか間違っているかは別として、相場はそのように動いている。ただ、市場がやや熱狂しすぎとは感じる」と述べた。
ナスダックが最高値を更新するのは6月上旬以降で19回目。年初来では35回目となる。昨年は31回、2018年は29回、最高値を更新した。
新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)は依然として収束の兆しが見えないものの、株式相場は好調。S&P総合500種<.SPX>は今週、終値で最高値を更新し、弱気相場から脱却した。
個別銘柄では、時価総額が2兆ドルを超えたアップル
半導体大手エヌビディア
同じく半導体大手のインテル
電気自動車(EV)メーカーのテスラ
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.54対1の比率で上回った。ナスダックでも1.46対1で値下がり銘柄数が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 27739.73 +46.85 +0.17 27622.6 27781.4 27526.2 <.DJI>
8 6 5
前営業日終値 27692.88
ナスダック総合 11264.95 +118.49 +1.06 11096.4 11283.6 11090.0 <.IXIC>
0 2 3
前営業日終値 11146.46
S&P総合500種 3385.51 +10.66 +0.32 3360.48 3390.80 3354.69 <.SPX>
前営業日終値 3374.85
ダウ輸送株20種 10893.93 +10.81 +0.10 <.DJT>
ダウ公共株15種 810.59 -6.57 -0.80 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2181.04 -19.73 -0.90 <.SOX>
VIX指数 22.76 +0.22 +0.98 <.VIX>
S&P一般消費財 1210.45 +1.74 +0.14 <.SPLRCD>
S&P素材 391.06 -1.66 -0.42 <.SPLRCM>
S&P工業 642.70 -3.10 -0.48 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 656.31 -1.67 -0.25 <.SPLRCS>
S&P金融 404.26 -3.65 -0.89 <.SPSY>
S&P不動産 221.72 +2.37 +1.08 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 271.15 -5.90 -2.13 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1242.04 -3.59 -0.29 <.SPXHC>
S&P通信サービス 201.06 +2.72 +1.37 <.SPLRCL>
S&P情報技術 2046.41 +29.00 +1.44 <.SPLRCT>
S&P公益事業 300.05 -2.68 -0.89 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.48億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22980 + 100 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22970 + 90 大阪比 <0#NIY:>
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