• 2020/09/03 掲載

三菱電機、第5世代移動通信システム基地局向け「100Gbps EML CAN」サンプル提供開始

三菱電機

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三菱電機株式会社は、第5世代移動通信システム(以下、5G)基地局ネットワークの光ファイバー通信で使用される光通信用デバイスの新製品として、「100Gbps(※1) EML(※2) CAN(※3)」のサンプル提供を10月1日に開始します。5Gの高速大容量化および光トランシーバー(※4)の低消費電力化と生産性向上に貢献します。

※1 100Gbps(Giga-bit per second):1秒間に1,000億個のデジタル符号を伝送できる通信レート単位

※2 Electro-absorption Modulator Laser:電界吸収型光変調器を集積した半導体レーザー

※3 CAN(TO-CAN):光通信用デバイスで広く用いられている生産性(量産性)に優れた標準パッケージ

※4 光ファイバー通信に必要な電気信号と光信号を変換するための光送受信機

[新製品の特長]

1.伝送速度100Gbpsの実現により、5Gの高速大容量化に貢献

・EML素子とパッケージの広帯域化、およびPAM4変調方式(※5)の採用により、EML素子を搭載したTO-56CAN(※6)パッケージ製品として業界初(※7)の伝送速度100Gbpsを実現

・5Gの高速大容量化に貢献

※5 4-level pulse-amplitude modulationの略。4値パルス振幅変調。従来の「0」と「1」から成る2値のビット列でなく、4値のパルス信号として伝送する方式

※6 パッケージサイズφ5.6mmの業界標準TO-CANパッケージ

※7 2020年9月3日時点、当社調べ

2.消費電力を約60%低減し、光トランシーバーの低消費電力化に貢献

・熱電変換素子(※8)の小型化により、-40℃~+95℃の広い温度範囲での動作保証と従来比約60%の消費電力低減(※9)を実現。光トランシーバーの低消費電力化に貢献

※8 EML素子の動作温度を一定に保つための熱と電力を変換する素子

※9 当社製100Gbps小型集積 EML TOSA「FU-402REA」との比較

3.光トランシーバーの生産性向上に貢献

・業界標準のTO-56CANパッケージの採用により、従来製品と外形寸法の互換性を確保。光トランシーバーを構成する一芯双方向光モジュール(※10)の組み立てが容易で、生産性向上に貢献

※10 一芯の光ファイバーで双方向通信が可能な光モジュール

[サンプル提供の概要]

■製品名:100Gbps EML CAN

■形名:ML770B64

■発振波長:1310nm

■動作保証温度範囲:-40℃~+95℃

■サンプル価格:オープン

■サンプル提供開始日:10月1日

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