• 2020/09/04 掲載

ホンダと米GM、北米で提携強化 車台共有などでコスト削減

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[3日 ロイター] - ホンダ<7267.T>と米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、北米市場で販売する車両に関する戦略提携で合意したと発表した。環境に優しい車両への需要に対応するため技術と開発コストを共有する圧力が高まる中、協業関係を強化する。

今回の合意で、電気自動車(EV)や自動運転車、コネクテッドカー(つながる車)の技術に関する両社の既存の協力関係が大幅に拡大することになる。

研究開発、共同購買、コネクテッドサービスなどの領域で協業の可能性を検討し、内燃機関エンジンと電動パワートレーンを含めたプラットフォーム(車台)の共有に向けた検討を開始する。今後早い段階で共同開発に向けた議論を開始し、2021年初旬の共同作業開始を目指す。

両社は今後、最終的な合意を完了する必要があり、関係者によると、予想されるコスト削減規模の詳細はその時点で判明するという。

GMのロイス社長は「この提携は両社の製品開発において大幅なコスト削減に役立つと確信している」と述べた。

ホンダとGMは今年4月、ホンダ向けに新型EV2車種を共同開発すると発表した。両社はすでに、GMの自動運転車「クルーズ・オリジン」の設計で協力しており、燃料電池やバッテリーの共同開発も行っている。

ホンダは長年にわたり業界内で独立性を保ってきたが、倉石誠司副社長は、GMとの提携が単独では達成できないスケールメリットをもたらすと指摘した。ホンダにとって北米は最大市場で、GMには中国に次ぐ第2の市場。

クレディ・スイスのアナリスト、ダン・レビー氏は、業界がEVに移行してもガソリンエンジンはまだ投資が必要な技術であるため、両社の提携は「心強い」と指摘した。

*内容を追加しました。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます