- 2020/09/04 掲載
円・スイスフラン上昇、米株急落で安全資産買い=NY市場
米株市場ではアップル
ドル/円
アクション・エコノミクスのアナリストはドル/円について、「リスク環境が明らかにネガティブになったことで、リスクに敏感なドル/円は106.02円まで一時売り込まれた。米株の急落に加えて米債利回りの低下が重しになった」と分析した。
米労働省が3日に発表した8月29日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は88万1000件と、前週の101万1000件から13万件減少し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(95万件)以上に改善した。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しが見えず、労働市場の回復も勢いが鈍る中、失業保険申請件数はなお高止まりが続いている。
BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者、イアン・リンゲン氏は「季節調整方法の変更によって、申請件数の減少数が実際よりも大きくなったと考えている」と述べた。
4日には8月の米雇用統計が発表される。
ドルは対ユーロ
終盤のドル指数<=USD>は0.09%高の92.78で、前日の安値から1.12%高い水準で推移した。
ドル/円 NY終値 106.17/106.20
始値 106.46
高値 106.55
安値 106.01
ユーロ/ドル NY終値 1.1849/1.1852
始値 1.1812
高値 1.1864
安値 1.1803
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