• 2020/09/07 掲載

米の新型コロナ死者、年末までに累計41万人に倍増=ワシントン大

ロイター

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[4日 ロイター] - 米ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)は4日、米国の新型コロナウイルス感染症による死者数が、年末までに現在の2倍強に当たる41万人に達するとの予測を発表した。

IHMEは「季節性や国民の警戒心の低下により、米国の1日当たりの死者数は12月に3000人近くに達すると見込んでいる」とし、現在の1日当たりの死者数である約850人から3倍超に増加すると見込んだ。

また、「年末までに新たに22万5000人が死亡し、来年1月1日までに予想される死者数は累計で41万人に上る」と指摘。これまでは12月1日までの累計で31万7697人と予想していた。

世界の死者数は来年1月1日までに3倍の280万人に達するとした。

一方、「マスクの着用がシンガポールで見られるレベルまで増加すれば、米国の死者数予想は累計で28万8000人に減少し、基本シナリオと比較して12万2000人の命が救われる」と言及。ただ、「マスク着用は8月上旬のピークから減少し続けている。イリノイ州やアイオワ州など感染者数が増加している州を含め、中西部全域でのマスク着用の減少が顕著」とした。

米国の1日当たりの感染者数はピークだった7月の約7万人から約4万5000人に減少しているものの、新型コロナ感染症は米国の死因として心臓病に次ぐ2番目となり、がんを上回ったという。

テキサス州、フロリダ州、カリフォルニア州などで感染率の低下が見られるが、中西部を中心とする10州では、新型コロナ感染者1人が新たに何人に感染させるかを示す「実効再生産数」が依然として1を上回っており、感染が急速に広がっていることを示しているとした。

IHMEは定期的に予測を公表しており、ホワイトハウスの新型コロナ対策本部で言及されたことがある。

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