- 2020/09/07 掲載
午前の日経平均は続落、手掛かり材料難 ソフトバンクGが安い
個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が続落し、1銘柄で日経平均を約90円押し下げる要因となった。ここ数週間の米国株の上昇局面でオプション市場に多額の資金を投じたことが明らかになったことが材料視され、前週末の米国株式市場が軟化したことが嫌気された。
TOPIXは0.21%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9398億円だった。東証33業種では、鉄鋼、空運、非鉄金属など19業種が値上がり。半面、情報・通信、建設、食料品など14業種が値下がりした。
個別では、KDDI<9433.T>、ソフトバンク<9434.T>、NTTドコモ<9437.T>など携帯3社が軟調。半面、地銀株が買われるなど、自民党総裁選の戦いを優位に進めている菅義偉官房長官の持論を意識した動きとなった。「国内で目立った材料はなく、先週の話題を手掛かりにした売買が続いている」(証券ジャパンの調査情報部長、大谷正之氏)との指摘が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がりが1266銘柄に対し、値下がりが824銘柄、変わらずが81銘柄だった。
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