- 2020/09/15 掲載
合意なきEU離脱、21年の英GDP3%押し下げも=JPモルガン
英下院は14日、EU離脱協定の一部を無効化する「国内市場法案」の基本方針を巡り採決を行い、賛成多数で支持した。法案は次の段階に進み、4日間の審議が行われる。
JPモルガンのエコノミストらは引き続き、3分の1の確率で合意なき離脱の可能性があると予想しているが、瀬戸際政策によってリスク認識は高まるとみている。
リサーチノートで「合意なき離脱は2021年の英GDPを少なくとも3%ポイント押し下げ、英中銀のさらなるQE(量的緩和)につながるほか、金利がマイナス圏に引き下げられる可能性もわずかにある」とした。
英中銀の政策金利は現在、0.1%となっている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR