- 2020/09/28 掲載
政府の携帯値下げ要請、真摯に受け止める必要=高橋KDDI社長
KDDIは従来からユーザーや政府の要請を踏まえて値下げに取り組んできたほか、端末価格と通信料金を分離するプランの導入で「いち早く対応してきた」とアピール。auブランドは、多様なサービスについてデータ容量を気ににせず無制限で使いたいユーザーに向け、UQではシンプルで低価格にこだわるなどとし「用途に合わせた料金プランを提供することが重要」と述べた。
高橋社長は、5Gは日本に比べ諸外国での展開スピードが早く「放っておくと1周も2周も遅れる」と指摘。人工知能やビッグデータを活用して社会課題を解決する「ソサエティ5.0」を政府が提言しており、5Gはその基盤だとし「スピード感を持ってエリア展開するのが使命」と述べた。この上で「要請のある料金対応は検討するが、5Gの展開は絶対に気を緩めることなく、しっかり展開していきたい」と述べた。
携帯電話料金については、菅首相や武田良太総務相が引き下げの必要性に繰り返し言及している。
(平田紀之)
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