- 2020/11/10 掲載
米銀、貸出基準を厳格化 商工ローンの需要減少=FRB
新型コロナウイルスの流行を受けて、企業の慎重姿勢が強まっており、商工業ローンの需要は過去10年あまりで最低となった。
国内銀行は、消費者信用についても大半の融資形態で基準を厳格化した。ただ、住宅や自動車など高額商品向けの融資は、需要が改善したという。
大半の銀行は、返済を一時猶予している貸出債権が融資全体に占める比率は5%以下と回答。ただ、住宅ローンや特定の商業用不動産向け融資など一部の分野については、同比率が10%を超えているとの回答が、10%以下との回答を大幅に上回った。
米国では今年、新型コロナの流行で企業が事業閉鎖や人員削減を余儀なくされており、銀行は返済の一時猶予を認めている。
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