- 2020/11/13 掲載
ベア要求「2%程度」明記=21年春闘方針案―連合
連合が2021年春闘方針に、基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求水準を前年と同じ「2%程度」と明記する素案をまとめたことが12日、明らかになった。同日、傘下の労働組合に提示した。19日の中央執行委員会で確認し、12月1日の中央委員会で正式決定する。
連合は先に8年連続となるベアの要求方針を決めたが、新型コロナウイルスの影響など経済・社会情勢を見極める必要があるとして、具体的な水準設定を先送りしていた。
素案では、定期昇給の2%と合わせ「4%程度」を求める方針で、過去5年と同じ水準。賃上げにより、コロナ禍で冷え込んだ消費者心理を上向かせる意義を強調した。
【時事通信社】
PR
PR
PR