• 2020/12/05 掲載

電子印鑑、25年に50億円目指す=コロナ禍で需要急拡大―シヤチハタ社長

時事通信社

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はんこ大手シヤチハタ(名古屋市)の舟橋正剛社長は5日までにインタビューに応じた。スマートフォンやパソコンから稟議(りんぎ)書などクラウド上の書類にアクセスし、押印できる電子印鑑サービスを柱に、2025年6月期のデジタル部門の売上高を50億円に引き上げる計画に意欲を示した。

同社はオフィスのペーパーレス化や印章需要の減少を見越し、1995年に現サービスの原形となる「パソコン決裁」を発売。新型コロナウイルス感染拡大が始まった今年3月に無料開放したところ、1万件台半ばだった利用者数が3カ月で約30万件まで伸びた。11月には社内稟議から外部契約まで一貫してオンライン上で行える「シヤチハタ

クラウド」に一新。舟橋氏は「電子決裁を核に個々の顧客の要望にきめ細かく対応していきたい」と述べ、需要拡大を見据える。

一方、政府主導で加速する「脱はんこ」の動きもあり、主力のはんこ事業の売り上げは1割近く減少した。舟橋氏は「つらいものがある。風評被害で『はんこは意味がないものだ』という概念が助長されるのでは」と危機感をあらわにし、「責任が伴う合意や承認の『しるし』は必要だ」と強調した。

【時事通信社】 〔写真説明〕事業について説明するシヤチハタの舟橋正剛社長=2日、名古屋市西区

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