- 2020/12/28 掲載
ETF購入、柔軟に=日銀12月会合の主な意見
日銀は28日、今月17、18日に開いた金融政策決定会合での主な意見を公表した。来年3月に「金融緩和の点検」を行うと決めたことに関連し、政策委員の1人は「上場投資信託(ETF)などの買い入れは、より持続性を高めつつ、効果的に対応できるよう備えるのが必要だ」と言及。ETFの購入手法の柔軟化を求める意見が委員から相次いだ。
新型コロナウイルス感染再拡大を受け、ある委員は「先行き不透明感が強まっている」と懸念。「デフレに決して戻さないという決意で点検をすべきだ」との指摘もあった。
また3月末までとしていた企業の資金繰り支援策の期限延長論については「早めに決定し、企業の先行き不安を和らげることが重要だ」などの賛成意見が多数あった。同会合では9月まで半年間の延長を決めた。
【時事通信社】
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