- 2021/01/26 掲載
財政状況はきわめて深刻、持続可能性の向上が重要=黒田日銀総裁
桜井周委員(立憲民主党・無所属)の質問に答えた。
桜井委員が日本のかつてのデフレは「貨幣現象か」と問うたのに対し、黒田総裁は「通常の場合、物価の動向は貨幣的な現象であり、金融政策がインフレもデフレも防止すべきだと言える」と述べた。
しかし「日銀として最大限の金融緩和をしてきたが、その下でも2%の物価目標が達成されていない。金融政策に一定の限界があった」とし、各国の中央銀行と同様に責任を感じていると語った。
(和田崇彦 編集:田中志保)
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