- 2021/03/04 掲載
東京マーケット・サマリー
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 107.14/16 1.2051/55 129.13/17
NY午後5時 106.99/02 1.2062/66 129.08/12
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の107円前半。ドル/円は米長期金利上昇を受けたドル買いと、株安を背景とするリ スク回避の円買いに挟まれ、狭い値動きになった。市場の関心は日本時間明日未明に予 定される米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演に注がれている。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28930.11 -628.99 29198.42 28711.04─29277.19
TOPIX 1884.74 -19.80 1889.50 1865.47─1894.02
東証出来高(万株) 128561 東証売買代金(億円) 27612.65
東京株式市場で日経平均は大幅反落した。前日の米国株式市場では米長期金利の上昇に伴う割高感からハイテク株が軟調に推移。東京株式市場でもその流れを引き継ぎ、日経平均は4営業日ぶりに2万9000円を下回り、終値ベースで2月5日以来の安値となった。個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループがともに5%超安となり、日経平均を約326円押し下げる要因となった。
東証1部の騰落数は、値上がり787銘柄に対し、値下がりが1295銘柄、変わらずが112銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.016%
ユーロ円金先(21年6月限) 100.045 (-0.005)
安値─高値 100.045─100.050
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.016%になった。前営業日(マイナス0.020%)を上回った。「地銀や大手銀行の調達意欲が強まってきた。出し手の資金量もやや減少している」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は商いを伴い小幅安。
<円債市場>
国債先物・21年3月限 151.00 (-0.12)
安値─高値 150.85─151.02
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.135% (+0.020)
安値─高値 0.135─0.130%
国債先物中心限月3月限は前営業日比12銭安の151円00銭と続落して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp上昇の0.135%。米長期金利の上昇再開への警戒感が残る中、30年債入札が低調となり、超長期ゾーン中心に金利が上昇した。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.01─-0.08
3年物 0.02─-0.07
4年物 0.04─-0.05
5年物 0.06─-0.03
7年物 0.11─0.01
10年物 0.20─0.10
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