- 2021/03/05 掲載
東京・丸ビルで震災10年企画展=三菱地所と河北新報
東日本大震災から10年がたつのを前に、三菱地所や河北新報社(仙台市)などは5日、東京駅前の丸の内ビルディングで震災企画展の記念式典を開いた。復興の歩みを河北新報の新聞紙面で振り返るとともに、東北地方の食材の販売などで被災地の今後の発展につなげる。企画展は4日に始まり、来月4日まで開催される。
企画展のテーマは「あれから10年、これから10年in東京丸の内」。地震発生直後の河北新報の紙面などが展示されているほか、復興に関するワークショップやシンポジウムも随時開く。
式典で三菱地所の吉田淳一社長は「これからの10年、地域創生に向かう道筋になる」とあいさつ。河北新報の一力雅彦社長は「真の復興はまだ道半ば。10年は大きな節目だが、震災の風化を払拭(ふっしょく)しようという願いを込めた」と話した。
【時事通信社】 〔写真説明〕丸の内ビルディングで開催されている震災企画展の記念式典で、手を振る三菱地所の吉田淳一社長(前列中央)と河北新報の一力雅彦社長(同右)=5日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕丸の内ビルディングの震災企画展会場に展示された東日本大震災当日の河北新報号外=5日午後、東京都千代田区
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