- 2021/03/24 掲載
SOMPOホールディングス、健康経営を応援するサービス開発のための実証実験開始
1.背景・目的
新型コロナウイルスの感染拡大は、急速なオンライン化やテレワークの普及など私たちの生活や企業活動に大きな変化をもたらしました。このような状況において、企業の経済活動を担う従業員の健康に対して関心が高まっています。
一方、毎日の健康管理に対する負担は管理者・従業員ともに大きく、管理体制の整備が大きな課題となっています。
SOMPOホールディングスは企業がいつでも従業員の健康状態を見守りできるサービスの検討を重ね、この度、Health Checkerを開発しました。Health Checkerは「脈拍」「酸素量」「呼吸」の3つのバイタルサインをスマートフォンのカメラで撮影した映像から計測し、健康状態を確認・管理するシステムです。開発にあたり、イスラエルのスタートアップ企業であるBinah.ai社(CEO:David Maman、以下「ビナー」)の映像解析技術を活用しています。
Health Checkerの利用を拡大することで、コロナ禍における健康への不安を軽減し、経済活動を行うサポートになると考えています。
2.Health Checkerについて
Health Checkerは従業員の毎日の体調報告と企業によるその管理を簡単にすることを目的として開発したアプリです。アプリを起動し、スマートフォンのインカメラで撮影した顔の動画を信号処理して解析することでバイタルサインを計測します。取得した従業員のバイタルサインは、管理者が確認することができます。デジタル技術を活用して利便性を高め、従業員の健康管理を行うことにより、企業の健康経営を応援します。サービスプロトタイピングおよびアプリ・システム設計・開発は株式会社シグマクシス(代表取締役社長:富村 隆一、以下「シグマクシス」)の支援を受けています。なお、Health Checkerは医療用(医師へ相談をするもの)ではなく、健康状態を確認する目的で開発したものです。
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