• 2021/03/24 掲載

鹿島、台形CSGダムにおける保護コンクリート構築の合理化施工システムを開発・実用化

鹿島

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鹿島(社長:押味至一)は、上下流面が階段状の保護コンクリートで覆われる台形CSGダム(※)の施工において、型枠および目地・止水板の設置作業を自動化・合理化する「置き型枠自動スライドシステム」を開発し実用化しました。本システムは、置き型枠自動スライドリフタ、止水板台車、おもり台車の3種類の台車で構成され、保護コンクリートの型枠設置、打設および目地・止水板設置作業における施工速度、安全性、生産性の向上を実現するものです。今般、秋田県で施工を進める成瀬ダム堤体打設工事に初適用し、その有効性を確認しました。

本システムは、当社が開発した自動運転を核とした次世代の建設生産システム「A4CSEL®」による、CSG高速打設を実現する自動化施工技術の一つです。

※ダムの型式の一つで、砂礫に水とセメントを配合して生成されたCSG(cemented sand and gravel)を台形状に盛り立てたコンクリートダムの一種

【開発の背景】

台形CSGダムの施工では、CSGを高速打設する技術が確立されているため、CSGに追随して打設する上下流面の保護コンクリートの型枠設置作業が、堤体の打ち上がり速度に大きく影響します。従来の施工方法を採用した場合、型枠の吊り上げや設置には堤体打設面にクレーンを据える必要がありますが、堤体の幅は打設が進むにつれ狭くなり、打設作業との競合が増すなど、施工速度の低下や安全面での課題がありました。

また、保護コンクリートの目地・止水板設置作業は、狭隘な空間での作業となるため、作業に手間がかかることに加えて、コンクリートの締固め不足により、品質が低下するといった懸念がありました。

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