• 2021/04/02 掲載

センター病院、ドクターカーをリニューアルし災害時の患者搬送機能を強化

横浜市立大学

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横浜市立大学附属市民総合医療センター(以下、センター病院。)では、コロナ禍での複合災害時に迅速に医療チームを派遣することを目的として、新たなドクターカーを導入しました。ドクターカーとは、医師や看護師を迅速に災害現場などに派遣し、速やかに医療行為を行うための車両です。センター病院では、患者搬送機能を新たに付加した車両を制作し運用を開始します。なお、本件は公益財団法人日本財団の支援により導入が実現しました。

【導入の経緯】

これまでセンター病院が有していたドクターカーは、導入から15年が経過し老朽化が著しく、また災害や事故現場に医師・看護師を派遣することのみを目的とし、患者搬送ができる車両ではなかったため、医療活動の範囲が限定的でした。今回、公益財団法人日本財団「新型コロナウイルス感染症と複合災害に備えた救急医療施設への緊急支援プログラム」の採択を受け、同財団の支援により新たなドクターカーを導入することができました。

【導入の意義】

新たな車両は、ストレッチャーを搭載し、患者搬送が可能かつ専用資機材を積載できる高機能型のドクターカーとなり、災害時に現場から重症患者の搬送・受入れができるとともに、広域に被災地へ医療チームを派遣、そこでの医療活動機能が大幅に向上します。

センター病院は、横浜市内唯一の高度救命救急センターとして、重症患者を受け入れるとともに、災害拠点病院として複合災害にも対応する使命があります。2020年2月のダイヤモンドプリンセス号の停泊以来、新型コロナウイルス感染症における人工呼吸器やECMOが必要な重症患者から中等症まで幅広く受け入れています。また災害対応面ではDMAT隊を東日本大震災をはじめ、熊本地震や茨城常総水害にも迅速に派遣するなど、被災地での医療活動を数々経験しています。今後も災害拠点病院としての機能を果たすとともに、地域医療の最後の砦として積極的に救命救急に取り組みます。

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