- 2021/04/05 掲載
午後3時のドル110円半ば、小動き続く
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 110.66/68 1.1748/52 130.01/05
午前9時現在 110.67/69 1.1765/69 130.22/26
NY午後5時 110.71/74 1.1762/66 130.13/17
午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の午後5時時点と変わらずの110円半ば。きょうもアジアの多くの国が休場で、主要通貨は小動きが続いた。
ドルは110円半ばから後半の狭いレンジ内でもみあいとなった。日経平均が3万円台を回復するなどアジア株が底堅い動きをみせたことで、円が小幅に売られる場面もあったが、動きは限られた。
きょうは英仏独など欧州でも休場の国が多く、取引は低調が続く見通しだという。
市場では、前週末の米金利市場の動きが関心を集めた。予想を上回る雇用統計の発表後、短期金利が長期・超長期を上回る上昇を見せ、イールドカーブが急速にフラットニングしたためだ。
これまでは低金利政策の長期据え置きと巨額財政出動をにらみ、カーブはスティープニング圧力が強い傾向にあった。長期金利の上昇が意外に限られたことで「日本勢の押し目買い意欲の強さもあり、長期金利が上昇しづらくなってきた可能性がある」(証券)という。
米10年債利回りは3月30日に1.77%台まで上昇し、昨年1月以来1年2カ月ぶり高水準をつけた。その後は上昇が一服となり、2日終盤は1.71%台だった。長期金利の上昇が緩やかになれば、ドル買いペースも緩慢になりやすい。
(為替マーケットチーム)
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