- 2021/04/05 掲載
不具合時、カードは原則返却=みずほ障害で再発防止策―坂井社長が改めて謝罪
みずほフィナンシャルグループ(FG)の坂井辰史社長は5日夕、傘下のみずほ銀行で2月末から相次いで発生したシステム障害をめぐり、東京都内で記者会見した。トラブル発生時には現金自動預払機(ATM)から通帳やキャッシュカードを原則返却する仕様に設定を変更。危機管理の責任者を専任としたほか、開発人員の増強などの再発防止策を発表した。
坂井氏は会見で「お客さまに大変なご迷惑、心配をお掛けし、心より深くおわびする」と改めて謝罪。今回は中間報告にとどまり、新設した第三者委員会の意見も踏まえ、最終的な再発防止策をまとめる考えを示した。
【時事通信社】 〔写真説明〕システム障害についての会見で険しい表情を見せるみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長=5日午後、東京・大手町 〔写真説明〕システム障害について謝罪するみずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(中央)ら=5日午後、東京・大手町
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